★ハイボルテージ療法とは・・・
一般の電気治療よりも、瞬間的に最大250Vの高電圧を身体に流すことにより、ピンポイントで痛みの原因となっている深部にアプローチできる療法です。手では触れられない身体の奥深い部分にまで届き、神経の興奮を抑え筋肉の緊張を緩和します。1. 痛みをコントロールする
ハイボルトを使用することで、ある程度、対象箇所の痛みをコントロールすることにつながるようです。本来「痛み」というものは、痛みを伝達する神経が興奮してしまうことで、脳に「痛み」が伝わってしまうことで起きるメカニズムです。ハイボルトで作られた圧力波の力によって、痛みを伝達する神経そのものを麻痺させることで、「痛い」という感覚を遮断してしまいます。
2. 血行を促進することで痛みを緩和させる
筋肉の性質のひとつに、動かせば動かすほど、その箇所の血行が促進されるというものがあります。筋肉の痛みの原因には、本来回復のために必要とする酸素や栄養素が、血行不良によって行き渡らないことがあるためです。ハイボルトによる電気的な刺激によって、外から筋肉を意図的に動かすことになり、その結果として血行が促進され、筋肉が必要とする酸素や栄養素がきちんと行き渡るようになり、痛みを緩和させることにつながります。
3. 自律神経を整える
ハイボルトには、自律神経を整えるためのプログラムも存在します。自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があり、交感神経は緊張している時やストレスを感じている時、活動的な時に働く神経です。一方で副交感神経は、眠っている時やくつろいでいる時のように、体力を回復している時に働く神経です。ハイボルトによる適度な周波数の電気で、脊椎の自律神経を司る箇所に刺激を与えることで、乱れてしまった自律神経のバランスを整える作用が期待されます。
4. 筋肉トレーニング
ハイボルトは EMS(Electrical Muscle Stimulation)と同様、電気の刺激によって、鍛えるのが難しいインナーマッスルのトレーニングと同様の効果が得られる可能性があります。怪我などで弱ってしまった関節周りの筋肉などを効果的に鍛えることで、関節をしっかりと支えられるようになることから、痛みの緩和につながる他、ダイエット後にリバウンドのしにくい身体になることも考えられます。
5. 痛みの原因を探る
ハイボルトによって、レントゲンやMRIの検査では見つかることのない、痛みの原因を探ることができると言われています。ハイボルトは筋肉はもちろんのこと、末梢神経の状態をチェックすることにも使えることがその理由となっています。痛みの箇所を特定することで、適切な施術ができることから、結果的に回復を早めることにもつながります。
⇒ ご来院患者さまからのお声
▲ページ上部に戻る▲